ブログ木の便り

箸先

箸先

どんな箸でも使っていると、摩耗(まもう)してきます。

私の所では、特に傷みの激しくなる箸先を重視して強度を出来るだけ強くしております。

 

写真を見て頂きますと、箸先の先端が黒い点の様になっていると思います。

それは漆の表面張力を利用して、盛り上げて漆の膜を多く付け、出来るだけ長く使えるようにしております。


箸を購入する際は、箸先をご覧になると一つ目安として「良し悪し」が分かると思います。


また、デパートや雑貨屋での商品の袋の裏に


フェノール樹脂とかウレタン塗装とか色々書いてありますので、お気を付け下さい。

 

なかもくは、本物を使用しています。

 

 

オーダーRINZA

オーダーRINZA

ご注文いただいた、松材の溜塗があまりにも良い出来きでしたので、お客様に「展覧会に出品させて頂けませんか?」とわがままなご相談をいたしました。

 

するとこのようなお返事がありました。

 

 

 

『いつもありがとうございます。

 

もう95%まで仕上がったのですね。もっと長い納品を覚悟してましたので嬉しい誤算です。

 

展覧会の出品に関してですが、拒否する理由がありません。

 

そこまでよくできた作品ならばできるだけ多くの人に観て頂きたいと言うのが自分の気持ちです。

 

そんなRINZAのオーナーである事を誇りに思います。

 

どうぞ中本さんのご随意にして下さいませ。

 

 

 

中本さんの【こだわり】に感化を受けると共に、敬意を表します。』

 

 

 

とても嬉しく涙が出そうでした。

 

ありがとうございます。

 

 



大きなテーブル

大きなテーブル

テーブルの塗り直しです。

長年使い込まれて、塗装が剥げて来たり黒く汚れてきたテーブルですが、材質が北海道のナラ材のようで、とても質は良いものでした。

ウレタン塗装の弱点として熱(ヤカンやアイロン)と経年劣化(白く濁る)が見どうしても起きてしまいます。

再度ウレタン塗装でも良いのですが、お客様とのお話の中

「これからどのようにお使いになりますか?」とご相談しました。


するとお客様から

「この家具を買った思い出の中に「大きなテーブル」と言う絵本にあこがれて、この大きいテーブルを購入したの。何をする時もこのテーブルで思い出を込めたかったの!でも、アイロンをこの上でかけてしまったから...」


「なるほど!では、オイル塗装で塗り直ししましょう」。

「メンテナンスは必要ですがランドセルや柱の背比べのようにキズや汚れも思い出にしましょう」。


するとテーブルの裏には、兄妹喧嘩の落書きもありました。


私には今回のお客様の気持ちが良くわかりました。

塗り直したあときっと、この大きなテーブルと絵本が繋がるはずです。

お任せください。