ブログ木の便り

金物の精度...。

金物の精度...。

名刺入れも焼き印が終わり、塗装のみとなりました。

今回、仕入れた金物が...まあ酷い物でしてAmazon経由の商品ですが、ピンヒンジという特殊な丁番です。

その金物にはネジがありネジを回すとピンが広がり、固定できる発想は優れモノです。が!

そのネジが無かったり、ネジ山がつぶれていたり、硬くてネジが回らずマイナスドライバーの先が曲がるほど...など、三個に一個くらい問題商品でありました。

色々、思う事はありますが、ネジでの調整は諦め、接着剤で対応しました。

所が、接着剤を入れすぎると中で、丁番部分に浸透し、動かなくなる事件など。

ため息まじりの、金物との格闘でしたが、ある意味エリートたちが生き残りました。

無事終われそうです。
RINZA 拭き漆

RINZA 拭き漆

杉で製作したRINZAに拭き漆をしておりますが、綺麗に仕上がってはいますが杉に拭き漆と言う部分が、やはり気になります。

材料の都合や、価格と言う部分での問題より、そもそも杉に漆と言う部分が、これ以上のクオリティーや存在感のような、もう一段階、上を行く感じが出ません。

黒漆などで染めたり仕上げれば、それなりの雰囲気は出ますが、杉の風合いが無くなりますし、仕様していくうちに傷がとても目立って来ます。

以前、杉の間伐材で箱をあえて作ってみましたが、やはり杉は杉...。

木工とは杉で始まり杉で終わる...。と言う言葉もございますが、私にとって現時点では、非常に考えさせられる木材となっております。
名刺ケース 合わせ

名刺ケース 合わせ

17個まとめて製作しておりますが、蓋と身を合わせる事が仕事の出来具合と思います。

1つ1つ木目が違うのはもちろんですが、丸めた形、穴の大きさ、木の収縮など、ごくわずかに変わってきます。

その違いを少しでも、出ないように、蓋と身は隣り合った部分から切り離して製作します。

それぞれに番号を付ければ、良いだけの話ですが、仕上がりに歴然とした差が出てきますので、大切な仕事です。