ブログ木の便り

三つ又テーブル 納品

三つ又テーブル 納品

テーブルを納品してまいりました。

製作中にも思っていたのですが、やはり脚がしっくり来ていない気がいたします。

天板裏に幕板(補強)を入れないと木と木が繋がっている所が弱く、悩みに悩んだ結果ではあります。

予算が許されるなら、丸太の空洞(臼の底が無いような脚)にしたかったのですが、直径も80㎝は最低必要ですので、材料から加工まで考えますと、完全に無理でしたので諦めてしまいました。

これでも、お客様には喜んで頂いてはおりますが、なぜか悔いが残ります。


お客様の持ち込み材で、珍しい材料を加工させて頂いた分、自分のイメージと予算が遠くなってしまったのが反省点であります。
RINZA曇りのない磨き

RINZA曇りのない磨き

このRINZAに、曇りが必要ないと思い磨きをかけています。

その理由は、触るのもためらうほどの美しさを出し、物として未来に残したい気持ちがあるからです。

もちろん正座椅子として使えますが、使う事によりキズや破損が出てきます。

私が生きている分には、いつでも修理や直しが出来ますが、その時代を越えた時の、メッセージを残したいからです。

正座の文化や、少なくなってきた和室。

いつの日かRINZAが思い出させてくれることを、願いながら磨いております。


三つ又テーブル 完成

三つ又テーブル 完成

塗装も終わり完成いたしました。

今回はかなり、手強い加工でした。

普段と違う、天板面が木口(丸太の表面)であり、機械にも入らないので全て手作業で、とにかく堅い!

なんだかんだ、鉋で薄く削るのが早かった気がします。

脚も不等辺三角形なので角度の数字が、出ないので一つ一つ合わせながら製作しました。
普通は四本足の長方形なので45度と決まっているのですが、さらにその接合部に強度を出すことが、
大変でありました。

作品レベルの仕上がりとなりましたが、これを世に広める事が出来ないのが残念であります。
機会がありましたら、お客さんにお借りして展示会などで見て頂けたらと思います。