ブログ木の便り

テーブル カンナ削り

テーブル カンナ削り

テーブル板をカンナで削ります。

カンナで削ることで、板がより平らになります。

そして何より、塗装後の輝きが一段と増します。

以前は、ベルトサンダーや、ランダムサンダーで(機械)で仕上げていましたが、塗装後の仕上がり肌に納得がいきませんでした。
「木目が光らない」おそらく顕微鏡レベルだと、表面の光沢(塗装の光沢ではない)がサンドペーパーだと、くすんでしまう。

それに気づき、カンナで仕上げるようになりました。

テーブルをカンナで仕上げる、この難しさは
「やった事のある方」にしか分からないと思います。

私もまだ、納得できる削りができませんが、生涯をかけて挑戦いたします。
テーブル加工

テーブル加工

前回の木材を削り、接ぎ合わせ(板の幅をくっつける)
をしたものです。

写真、右が加工前の木材です。

材木を平らにしたり、直線を出すのはとても難しいです。

家具職人を目指す方は、これが出来れば十分かと私は思います。

どこまでを平ら、どこまでを直線とするか
個の判断になりますが......。
私は1~2ミリの誤差までとテーブルに関しては判断しています。

例えば、長さ1800mmの材を接ぎ合せる所の隙間は
1ミリ作ります。
これは【中隙】(わざと隙間を作る)と言って木の収縮を考え、両端の端からくっつけた面が剥がれないよう、中心にテンションをかけます。

中略
文章では伝わりにくい所がたくさんありますので......。
ご興味がございましたらお電話でも対応いたします。


けれど、ここの楽しみは【木目を作る】ことです。

材木次第もありますが、どの材木の木目をどこと繋げるか、
かなり考えます。

お客様の好みも考えて、自然な感じ、力強さ、優しさなど、
【木目の個性とお客様の好みを合わせていきます。】

何度もひっくり返したり、反転したり
たぶんそれが一番、疲れるのかもしれません。

私の中で、ここまでで8割終わっています。
テーブル材

テーブル材

今回はクルミと言う材木です。
この材木は削ると肌色のようなピンク色になります。

改めて今の状態を見ると、汚れているだけのように
見えますが...。

まあ、ここからがいつものスタートなので
特に何も感じなくなっています。

私には完成が見えているので、

手を動かします。