ブログ木の便り

テレビボード 山脈

テレビボード 山脈

ようやく完成いたしました。

技術的にもセンス的にも、全力を出し切った感じであります。

サイズも中に入れる予定のオーディオに合わせて、棚板の高さを決めて、緑の文字が入っている物はアクリル板になりますが、それを剥がすとリモコンが利くように、透明になってます。

なので、そのリモコンが利く位置に、前板の曲線を合わせて、高さを作っております。

扉裏面の、説明を明日のページに書いておきます。...続く。
包丁の柄  磨き

包丁の柄 磨き

蝋色仕上げと言う事で、磨いております。

通常なら3日以上、乾かしてから徐々に艶を出していくのですが、納期がありませんので一気に進めました。

やはり印象として柔らかい感じであります。

うっかり爪が当たってしまい、わずかなキズが入ってしまいました。

本来なら......。と言う気持ちもありましたが、四時間おきの作業の連続で完成までいたしました。

本日、刃の仕込みをして納品いたしました。



刃物屋さんも相当焦っておられたようで、本当に喜んで頂けました。

現在コロナの影響で中国への輸入がストップしており、船も空輸もダメなようで、お客さんが手荷物で運ばないと不可能だったそうです。

その帰省に合わせて、どうしても必要だったそうです。


漆柄の仕事として不完全ではありますが、結果的に仕事として正しかったかも知れません。


包丁柄 漆塗り

包丁柄 漆塗り

綺麗に塗れていると思いますが、漆の表面張力で、どうやっても角が薄くなってしまいます。

根本的な問題として、漆の乾きを恐ろしいほど早くするか、もっと粘性を持たせるか、この二つだと思います。

国産漆はウルシオールが多いため、その分、粘性が柔らかいです。

空気に先に触れさせて、漆が粘性を持ち始めた、ねっとりした状態で塗れば良いかもしれませんが、今度は酵素が少なくなり乾きが急激に遅くなります。

溜塗という杢目を見せる塗り方もありますので、両立は難しい所です。