ブログ木の便り

箸天切り終わり

箸天切り終わり

さて、ここから面取りをして、

白い所に拭き漆を3回重ねて仕上げの上塗りをします。

私の所の箸は、時間がかかります。

時々、他の所で箸を購入されて、

天がポロっと取れたことはございませんか?


話に聞きますと、シールで出来ている物もあります。

確かにあっという間に、天が完成しますので、

魅力的ではありますが、手間をかける事も好きなので

少しずつ仕上げています。



箸天

箸天

塗り終わった箸の天(頭とも言います)を切り落としていきます。

漆を塗る時に持ち手が無いと、塗ることが出来ないので
長くしております。

切り落とした、残りの先がいつも
もったいないな、と思いながら捨てています。

子供達に、「いる?」と聞いても「いらなーい。」
と、まあしょうがないですね。

国産ヒバの、国産漆の、良い物なんですが......。


良し悪しを眺める

良し悪しを眺める

仕上がった椀を実際に並べて、食卓をイメージしてみます。

お客様の食器がどのような物をお使いになっているか
分からないので、うーん。

イメージ的にはどちらも良いと、今更ながら思います。


今回は、茨城県の大子地区の「国産漆で朱」を作りました。

朱や色のある漆は、顔料を入れるので「漆の硬度」が落ちます。

しかし今回の漆は、研いでいて堅いと感じました。
炭や砥石が滑る感じがいたしました。
途中、サンドペーパーに変更しても食いつきが悪い印象でした。

さすが国産。丈夫なんだな。