ブログ木の便り

2021 うるしくろめ

2021 うるしくろめ

漆掻きの柳さんから今年の漆を購入いたしました。

3年前より漆協会を通さず、直接漆掻きの方から荒味の状態から購入し、自分で精製しております。

漆協会から購入しますと一度全部、掻いた漆を混ぜてしまうので平均な質の漆になるのと、真面目に仕事をされた方や、無いと思いますが、適当に掻いた方のも混ざります。
何より鮮度が落ちます。

そのような事が嫌なので、信頼している柳さんから購入しております。

毎年、口うるさい私が希望を伝えますと、出来る限り応えてくれる柳さんに、大変感謝しております。

私の使っている大子漆は、他の漆よりそこから違います。
麹室 完成

麹室 完成

考える事は結果となります。

自分の中で、完璧に近い麹室です。

麹を一度も作った事はありませんが、なぜか自信があります。

ハイテクなヒーターと、パソコン用のファンを使い、室温36度の湿度86%をキープできます。

この数字も自分の中で意味があります。

麹の気持ちを考え、より自然界の環境に近づけるため、総杉の木で作り、温度変化を避けるため底を2重にしています。

発酵により酸素不足にならないよう板の形状と貼り方を工夫してます。

正直...。これで上手く行かないと言われると、まあ...一からやり直します。
麹室 骨組み

麹室 骨組み

麹室の製作依頼を受けました。

お客様から漆を乾かす環境と麹を作る環境が似ていると、ご相談を受けて本物が作れる麹室が欲しいとの事でした。

ここでの本物とは昔ながらの、と言う意味になりますが聞けば聞くほど勉強すればするほど、現代の麹の作り方に疑問を感じました。

結果的に麹によって発酵させる物が、発酵風になり、やがて別物に(発酵させてない調味料)なっているようです。

実際、最近の醤油を美味しいと感じない自分が、不思議と感じていました。

味噌は、ばあちゃんから頂いているので美味しいと感じています。

と、言う事で本気で麹室を作る事にしました。