ブログ木の便り

茶托 サビ研ぎ

茶托 サビ研ぎ

表に和紙を貼り、その巻き込んだ和紙の脚(繊維の端)

を固めるため、砥の粉と水と漆を練った物(サビ)をヘラで付けて

乾かした物を、研いでいきます。

一言で申しますと、パテを研ぎます。

和紙の脚を固める事と繊維の凸凹を直し強度を上げます。

これもまた、塗って仕上げてしまうと見えなくなってしまいますが

大事な工程だと思い、取り入れております。
漆和紙の色味

漆和紙の色味

同じ材料で、同じ日に、1つの工程だけ

普段と変えてみました。

上の方が作りたいイメージに近い物になり、

ここまで、何度も試行錯誤しました。

意識的に技法として、和紙の質感を出せるようになり

ようやく理解できました。

教わった事や、本で読んだ知識も、もちろん必要ですが

一番大切な事は探求心かもしれません。

だから面白くてやめられないですね。
おしぼり置き 最終形態

おしぼり置き 最終形態

ようやく形と素材と仕上げが決まり、

制作開始に取り掛かれました。

今の私には、これ以上の「おしぼり置き」は思いつきません。

きっとあのお盆にピッタリと落ち着くでしょう。

もしかしたら、このシリーズで展覧会用の

作品が出来そうな気がします。

時間をどう作りましょう......。