ブログ木の便り

削る模様

削る模様

一般的に寄木は薄くスライスした鉋屑を貼り付けて、寄木模様を量産してあります。

その量産技法が箱根寄木細工を大きく発展させたのだと思います。

ただ、貼り付ける形状により平らな面に限られます。


今回はブロック状の物を削り出し、充電も出来るスマホスタンドにしてみました。

削る角度によって寄木模様が想像できない面白さがあります。
寄木棒

寄木棒

前回寄木が楽しかったので本気で作ると、どうなるのか実験してみました。

接着まではしておりませんが長く作れる、ぐらいでした。

金太郎飴のように断面が続きます。


無念の板

無念の板

仕事として受けたくありませんでしたが、木がかわいそうなので引き受けました。

右、イチョウの木になりますがお客様の所で玄関に直置きに踏み台とされてました。

汚れているので綺麗に削って欲しいとの事でした。


直置きなので、裏面に小石や砂が食い込んでおり、材木関係の人から見れば「ありえない」と心の中で叫びました。

砂や小石があると刃物が欠けるので、削れないのですが方法を変えれば削れます。

ただ、大変です。


それでも、ここで私が断るとこの板は陽の目を見る事は無いだろうと思い削りました。

綺麗に出来ましたが、この板をお客様はどう思うのでしょう...。