ブログ木の便り

肘掛の形

肘掛の形

ようやく二台目の椅子も形が決まり、塗装をして完成となります。

肘を掛けた時のリラックス感と、座ってから立ち上がる時に

実際お使いになるお客様ですと、肘掛に体重をかけて

手でヨイショっと、されると思い、構造を途中で

変更いたしました。

一般的には、前脚を座面よりも出して肘掛を

前脚と繋ぐのが理想的ですが、

長すぎて座りずらいのと美しくないと思いましたので

今回はこのようにいたしました。

好みや強度もありますが、私の答えはこうなりました。
肘掛の道具

肘掛の道具

肘掛を作るだけでこれだけの道具を使っておりました。

私の仕事は道具があってこそ
理想の作品が出来上がってきます。

そのことも含めまして昨日の鋸屋さんのお話しをいたします。

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突然お伺いしたのにも関わらずお話を聞いて下さいました。

私が長年求めてきた鋸の形をお伝えし、

既存の鋸でテストピースを作った物をお渡ししました。

沢山の事をお伝えしましたが、すべてご理解して頂けまして

「できる保証はないですけど、やってみます」

と本当にうれしい言葉をおっしゃっていただけました。


他の刃物屋さんや道具屋さん鋸の目立て屋さんなど、
さんざん回りましたが、どこも断られました。

上手く言葉に表現できませんが、

ここの鋸屋さんは、「本物」だと思いました。
終始、私のような若造に敬語で話して下さいました。
これは、私が漆を勉強しました輪島で、一番腕の良い
木地師の方を訪ねた時と同じで、ピリッとした空気の中の
心地よい会話を思い出しました。

心の底から嬉しかったです。




まずは行動

まずは行動

以前から埼玉のお客様と漆室について

打ち合わせをしたいと思っている中、

3年ほど前に東京の刃物屋さんに相談しましたら川越市にある

鋸屋さんぐらいかな~、と言われたことを思い出し

埼玉にせっかく行くのであれば、ぐらいの気持ちで調べました所、

1件しかなかったので、ここかな?と

半信半疑でお電話しましたが、応答が無く、時間をおいて3回電話を

かけ直しましたが応答なく、無理だなと思っておりました。

まあ、ついでと言いますか(メインは漆室)なぜか諦めきれずに、

ダメもとで直接お伺いしてみました。

すると、奇跡的に鋸屋さんにお会いすることができ

しかも工房内に入れて頂けました。

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詳しくは明日にいたします。