ブログ木の便り

+5%の改良

+5%の改良

漆室の床板になりますが、よく見て頂くと杉板の前の白い木に、細い溝があります。

その細い溝に杉板に段差を付けて、はめ込みにしました。

以前までは、どうやっても板を止める方法が無く、真上から細いネジで止めておりました。

10年20年先の事を考えますと、いずれネジの劣化が気になっておりました。


新しい構造を思い付くのも、何度も考え、何度も製作し、その度に見つめ直す事で、限界の無いもの作りだと思いました。
TVボード・スピーカー

TVボード・スピーカー

作品レベルが高いと、自分で思っていたTVボードを納品してまいりました。

お客様がお持ちの、スピーカー、コンポなど、サイズを合わせ、材料もこだわり抜いたTVボードです。

お客様から、「最高です」と何度もお褒めの言葉を頂き、全ての物がピッタリと納まりました。


今回で、大変勉強になった事として、スピーカを箱に入れると、音に奥行が出る事が分かりました。

例えばスマホを箱に入れると音が聞きやすくなる現象と同じ感じです。

それが、TVボードがスピーカーと一体となり、TVボードから音が出ているような、豊かな音になりました。

お客様も私も驚き、心の底から喜んでおられました。

最高の仕事が出来たと思います。




漆室 ホゾ組

漆室 ホゾ組

一週間ほど粗削りをして、空気に触れさせておいてから加工を進めております。

今回は、漆の加飾(蒔絵や堆朱)を、されているプロの方からの注文になります。

私の所の改良に改良を重ねた、漆室になります。

材料も上質で、これ以上、現時点では上がありません。

漆をされる方の道具を作れることに誇りを持ち、より良い構造と、より改良を模索中であります。