ブログ木の便り

根来椀 炭粉同刷り

根来椀 炭粉同刷り

ハツリ椀を研ぐために、炭粉と馬の毛で出来た刷毛で研いでいきます。

塗装と言うものは必ず研ぎが必要となります。

次の塗装の食い付きを良くするために足を付けるとも言います。

 

今回はハツリと言う(刃物でスパッと切った模様)ですのでサンドペーパーや砥石ですと、せっかくの角がだらしなくなったり、角だけが研げてしまい下塗りまで無くなってしまいます。

それらを考慮して、馬の毛の刷毛に少量の水を付け桐炭の粉を付けながら研ぎをします。

 

その後、朱漆で仕上げ下塗りの黒漆を少しずつ模様を出しながら研ぎ、根来(ねごろ)塗りのハツリ椀にいたします。

 

漆の仕事は95%ぐらい下地が見えなくなるのでいくらでも手を抜く事は出来ますが、お客様にとっても自分にとっても1つしかこの椀はありませんので必要以上に手を掛けてしまいます。

 

レクサスつくば店様 来場者プレゼント

レクサスつくば店様 来場者プレゼント

レクサスつくば店様での展示会922.23.24日での来場者記念品の製作です。

 

今回は【白木箸】で、お正月や晴れの日に使って頂ける物です。

材質は【能登ヒバ】を使い、自分としてはかなりの高級な【白木箸】と思っておりますので、手を抜かずに、一本一本、丁寧に面取り(角を取る)をしてます。(※ちなみに能登は、私が漆を教わった場所です。)

 

材質が良いので、洗って何度でも使えます。

スポンジで洗っても、汚れが落ちにくい時は、サンドペーパー240番くらいで磨いて頂ければ綺麗に使えます。割りばしと違い、最後まで使って頂きたい箸ですね。

 

ちなみに【能登ヒバ】は、ヒノキより【ヒノキチオール】が3倍以上あり、抗菌作用、水の耐久性があるのが特徴です。

反面、欠点として、樹木がねじれながら育つため、木材や製品にした時、狂いやねじれがでやすい傾向があります。

大きく変形した物は直らないので、除外して選りすぐりの物をお渡しいたします。

レクサス水戸店様 おしぼり置き

レクサス水戸店様 おしぼり置き

レクサスNEW匠プロジェクトの御縁もあり、レクサス水戸店様からおしぼり置きの仕事の依頼を受けました。

普通におしぼり置きと考えれば良いのかもしれませんが、やはりわざわざ「なかもく」に依頼していただいたということで、普通では面白くないだろうと、地域性のことやお店の特色等、いろいろと考慮していくうちになんだか決め手がわからなくなってきました。

色々とテーマや案は出てきますが、最終的にはお客さんに選んでいただくのが良いのではないかと、様々にプロトタイプを作ってみました。

もう少しなんですけれど、ここからが難しいところです。