ブログ木の便り

カフスを研ぐ

カフスを研ぐ

棒を付けたまま磨いていくと作業が楽になります。

カフスに適した研ぐ物を当てながら選んでいきます。

今回は角がしっかり立つように仕上げたいので

黒名倉という砥石を選びました。

別名、対馬砥石とも呼ばれ地名から由来もございます。

海の中にある砥石で採取するとき海を汚したり

単純に需要が減ってしまったので

今では貴重な砥石となりました。

私は刃物を研ぐとき中研ぎと仕上げ研ぎの間に

使っています。

漆にも刃物もにも相性の良い砥石です。

サンドペーパーも高性能ですが、天然の砥石も素敵です。


箸上塗り

箸上塗り

昨日から冷え込みが、きつくなってきました。

木工機械や木工作業が寒くてはかどらないので、

漆の方を進める事にいたしました。

漆部屋は少し暖かいので、体は楽ですが

今回は上塗りですので、神経がピリピリしてしまいます。


来客も電話も無かったですので、サッと終わりました。

先ほど乾き具合も確認しましたが、ほぼ完ぺきでした。

あれこれ考えず、ジッと向き合える時間が幸せです。

久しぶりにゼロの時間を体感しました。
ゆうゆう様 お盆 組み立て

ゆうゆう様 お盆 組み立て

内側だけ塗った物を組み立てをいたします。

この考え方は、正しいと思って採用しております。

普通は組み立てた後に漆を塗っていく方が

効率もいいのですが、木の収縮を考えるのと

古い漆器を見ますと、カドや隅から漆が剥がれている

物もございます。

ほとんどの原因が、木の収縮や呼吸(空気が残っている)

になると思っております。

ならば、木は動く前提で作っているのがこのお盆になります。

手間は2倍かかりますが、こういう仕事を私はしております。