ブログ木の便り

斫る

斫る

はつると読みます。

木を理解し刃物を使えますのでこのような事をしております。

塗りで仕上げる、下地の厚みや、漆の塗膜を考えながら、深さや大きさを決めて行きます。

塗りあがりのイメージとしては水面の小石です。

深くも無く、浅くも無く、不規則に丁寧に。

人の手で作るから出せる、ゆらぎのリズムです。
漆と木工

漆と木工

ようやく大きい汁椀の木地が出来上がってきました。

直径15㎝ありますので特注品になります。

ここから、さらに手を加えて行きますが楽しいですね。

木を理解し、漆を理解していく。

日々、向き合う事で新しい発見があります。
刃の研ぎつけ

刃の研ぎつけ

新しい案件として鉋屑を活かす方法が何かあるのでは?と和紙屋さんと相談いたしました。

元は和紙も楮と言う木であり、私が削れる鉋屑の薄さであれば何か面白い物が出来るのでは?など想像だけで話が進みました。

薄い鉋屑を出すための刃研ぎです。

地金と鋼の境目がくっきりと出て地金に層が出ていれば綺麗に研げているはずです。

それに加えて出したい鉋屑の厚みによってカンナ台の透かしを作れば、誰でもできます。

解ってしまうと簡単な事です。

刃物屋さんが言っておられました。
「鉋は理屈だよ」