ブログ木の便り

2019年8月

漆 着色

漆 着色

赤い飯椀のご注文で、在庫が無くなってしまいましたので急ぎ一個だけ進めております。

最近では、赤の飯椀だけがとても売れております。

私の中でこの赤は特に、こだわっておりましたので嬉しい反響でもあります。

まだ完成ではございませんが、理想の色に近づいております。

工程も5段階に分けてその時の段階で色や漆の配合を変えておりますので、実際手に取ってみて頂けると、ただの赤では無いことが分かるかと思います。
顔料を作る

顔料を作る

お椀を朱色にするために染める作業です。


この顔料は、有機顔料でしてプラスチックやペンキなどに使われているそうです。

深く調べますと、とても難しい説明が本やネットで書いてありましたが、ざっくり言いますと化学の力のようです。

とても古い技法に科学の力をお借りして、現代の漆器のバリエーションも増えてきております。


拭き漆 開始

拭き漆 開始

拭き漆の最も重要な点は、一回目だと私は思っております。

ここで仕上がりの90%が決まるくらいです。

方法として、漆をテレピン油や灯油などで希釈して黒味を抑える方法が一般的ですが、今回は漆を一切希釈せず国産漆を調合して木目をより際立てております。

漆も荒味から自分で精製することで、より理想の状態に持って行けたと思っております。

希釈は漆を弱くしてしまうのと、揮発するとはいえ、混ぜ物をしたくないという気持ちでもあります。

結果、希釈をしますと乾きも悪くなりますので改めて考えるべきだと私は思います。

ここまでのこだわりは、世に必要とされてはいないと思いますが、私のできる小さな一歩でもあります。
1ヶ月ぶりに

1ヶ月ぶりに

昨日、心残りであった商品を納品できることが決まり、本日は一か月ぶりに製作途中でしたRINZAに取り掛かりました。

気が付くと20時まで、作業しており流石に体の限界を感じたので明日に持ち越しとしました。

明日は、納品がありますので集中しての作業が難しいので少し様子を見ながら進めたいと思います。


漆和紙 トレイ ウォールナット

漆和紙 トレイ ウォールナット

ようやく完成いたしました。

あまりにも、製作が遅くなってしまいましたのでご連絡を、ためらってしまうほどでしたが、私の時間が掛かる仕事をご理解して頂けて誠に感謝の気持ちで一杯であります。

今年は、新しい仕事は全て来年以降に制作させて頂いております。これも一つ一つ真剣に取り組む時間でもあります。
いばらきデザインセレクション 2019

いばらきデザインセレクション 2019

昨日、いばらきデザインセレクション2019に二次審査の現物として出品いたしました。

また、別として11月の後半にレクサス匠プロジェクトの三年間分の大規模なイベントが京都で開催されます。

申し込み関連や資料作りで、本来の自分の製作の時間が大幅に減っております。

色々と出品するのも大切かと思っておりましたが、ある程度、絞って伝えたい方が居そうな所に、時間を使う方が良いかと思い始めました。