ブログ木の便り

2019年6月

試練

この度、展示会に参加させて頂く事になりましたが、準備や内容が分からない事ばかりでありました。

メールにて担当者に何度もお聞きしても、的を得た回答が返ってきませんでした。

自分で運送会社を手配したり、展示会で荷物を預かることが出来ないなど、その他色々、二週間ほど格闘しておりました。


余りにも準備や質問が上手く行かないので、「断る気持ちで、担当の方にお電話いたしました」

すると、その展示会の詳細である「実施要項」が先方の手違いで、私の所に届いておらず、至急メールで送って頂きました所、そこにすべての説明が書いてありました......。

もの凄い、安心感と脱力感であり、この2週間悩みに悩んだ自分が「なんなんだ?」と共に「よかった」と心から安心いたしました。

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明日から京都に3日ほど行きますが、気が楽になったので、心底楽しんでまいります。
金継ぎ

金継ぎ

お気に入りの小さなぐい飲みが、欠けて補修をさせて頂きました。

最近では金継ぎが見直されて、少しブームのような印象を受けております。

物を大切にする気持ちはとても良い事だと思います。

しかしながら、金継ぎは「修復」であり、いずれ使っている内に剥がれます。

私の中では、二度と制作することの出来ない物や、家宝に近い物を、形として戻すことだと思います。

どうしても諦めきれない、割れてしまったけど捨てたくない物。

それを「修復」するのが私の金継ぎでございます。


ダイニングテーブル 白 茶

ダイニングテーブル 白 茶

テーブルを納品してまいりました。

今回は、「住建」と言います建築会社さんからのご紹介でありました。

実際のお客様と内容が関係はございませんが、

ここで働いているYさんは、以前私が務めていました、会社の時の同僚であり友人でもあります。

お互い以前の会社を離れて現在は、それぞれで活動しております。

納品が終わり、少し時間がありましたので車の中で今後の話をいたしました。

上手く行かない事や、それに対してどのように行動するのかなど、深い話が出来ました。

夢に対しての悩み。行動あるのみですね。







ペーパーコードチェア 完成

ペーパーコードチェア 完成

ペーパーコードチェアも私なりの考えで、進化しております。

編み方や、木と木が組み合わさっている部分も改良いたしました。

この椅子は、見えない所に仕事がしてあります。

一見、丸棒で出来ているようですが、角も取り入れてあり、編み方も座った時に中心に向かって紐が引っ張られますので、丸棒が緩む事がありません。紐の劣化や摩耗で切れない限り。お使いできます。

10年後ぐらいに、また編み替えさせて頂ければ、本望であります。
ペーパーコードチェア 編み

ペーパーコードチェア 編み

六時間かけて編み込みいたしました。

何度か心折れそうになりましたが、しっかり編み込みすることで、10年は持ちますので10年分の労力と考えればお安いものです。

縦と横で力加減を変えつつ、引っ張って編む所と、緩めに編む所のコツがありまして、理屈と経験値が必要になる作業かと思います。

何事もバランスと経験かと思っております。
ケヤキ スプーン

ケヤキ スプーン

百貨店での展示会にてご注文いただきました、ケヤキの溜塗スプーンを制作しております。

現在の世の中では、100円で木のスプーンが手に入りますが、それでも私に注文して下さいます、お客様がいます。

不思議と言いますか、私の仕事が気に入って頂いた事と思っております。

たかがスプーンではありますが、形から素材から仕上げまでご要望をふんだんに取り入れております。

お客様にとって最高の物を制作させて頂いております。