ブログ木の便り

2018年10月

RINZA旅立ち

RINZA旅立ち

現時点での最高傑作のRINNZAが、お客様の手に渡りました。

神奈川県から茨城県まで、わざわざお越し下さいました。


必要以上にこだわりを貫いた作品です。

私が生きている以上、責任は持ちますが、

その後、このRINZAを後世へのメッセージとしても

伝わると願っております。

そのような仕事をさせて頂きました、

お客様に感謝と共にお礼申し上げます。
テーブル、椅子、修理納品しました。

テーブル、椅子、修理納品しました。

蘇った家具達。

とても勉強になる仕事でした。

海外の作り方、時代背景、構造など、とても理にかなった

家具であり、修理と言う経験をさせて頂き感謝しております。

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しかし、私自身が大失態をいたしまして

お客様の所に到着した瞬間......。

あ、テーブルの脚を忘れてきた事に気が付き...。

ひとまず、正直にお客様にお伝えして、取りに帰りました。

高速を使って片道1時間20分。やってもーた。

2往復なので、ざっくり5時間。

精神がズタボロになった5時間でした。

しかし、とても親切で寛大なお客様の配慮もございまして、

改めて感謝とお礼申し上げます。

 中本
包丁の柄 2

包丁の柄 2

今日一日で、これぐらい進みました。

まとめて作ると言っても、材種や大きさが違い

これを削ってまた、包丁の大きさに合わせて

柄の大きさを変えていきます。

柄の上下も、ホゾを作りはめ込んであります。

その後、漆で仕上げていきます。

より良い品にするためでしたら、手は抜けません。
包丁の柄

包丁の柄

刃物屋さんとのコラボ商品です。

特殊な仕上げで、柄を作ります。

とても手間が掛かり、なかなか進みませんが、

こだわりの逸品になります。

刃物も、もちろんこだわり抜いた物になり

料理人の中でもより強いこだわりの方が

注文されております。

さあ、ここから腕の見せ所です。
RINZA 桐箱

RINZA 桐箱

持ち運びしやすい箱と言う事で、考案してみましたが、

これ以上思いつきませんでした。

安定感と出し入れなど、色々考えた結果

逆さまにしまう事にしました。

桐箱の内側下にはスポンジを敷いてあります。


問題は取っ手。

うーん。まとまらない。
椅子修理 完成

椅子修理 完成

理想通りの修理ができたと思います。

木の使い込まれた雰囲気は残し、座面のふくらみも

上手くできたと思います。

ただ、ウレタンの厚みが増し、椅子の高さ(欧米サイズ)が

2センチ普段の高さより増してしまったので、

少し高い感じはあります。

修理前はウレタンがへたっていて、ほぼ無いぐらいの

弾力と高さでしたので、あまりの違いにお客様は、

違和感を受ける心配がございます。

その時は、椅子の高さを2cm切りましょう。


前脚が一本折れていましたので、新しく作り交換いたしました。